第39回 HTML5とか勉強会+日本Androidの会 2013年5月定例会 を聞いて来ました #html5j #jag201305

タイトルの勉強会に参加してきた話

概要

勉強会のページ
http://kokucheese.com/event/index/90708/
togetter
http://togetter.com/li/510026

@ayumu83sが大体まとめてるので参照。
http://itochin2.hatenablog.com/entry/2013/05/29/023831

細かくまとめていらっしゃる方がいらっしゃるので、自分は大まかな雑感を。 話の流れとしては大きく3点があったかと思います。
  • html5の現状
  • 実際に作ってみてハイブリッドアプリはどうだったのか
  • 今後はどうなっていくのか、どうあるべきか、どうなると素晴らしいか

html5の現状

今後注目してもいいんじゃないか、という技術についてはGoogleIOの話もあって、WebComponent(Polymer.js)や
Dartなんかにも注目してもいいんじゃないかと思っています。

ハイブリッド

ハイブリッドアプリを語る際の文脈で外せないのは「何故その形を選んだのか」というのと「どういう問題があるか」
ということだと思います。クックパッドさんとポケラボさんのお話でもそこに触れていて
  • 更新のしやすさを重視
  • ローカルに保存するデータが少なかった
  • Webに強いエンジニアが多かったから
  • HTMLはもともとレイアウトを構築する言語なので自由度が高い
等が挙げられていました。
課題としては、
  • フォーカス管理、Webによる遷移を許すか、許さないか。Nativeはダイアログ的に使う。
  • ゲーム的な描画の速度に不満ー>自作ツールで改善中。
ポケラボさんの自作ツールは文脈がよくわからなかったのですが、
flash->jsからのAndroidネイティブで描画するから早いってことなのかな?それともpure javascritpで高速なのか。
lwfとかと比べるとどうなんだろうというはちょっと気になってます。(・∀・)
いろいろな意味で気になりますね。ポケラボさん

楽だよね!とか、簡単にできそう。という理由で選択すると火傷をするのがハイブリッドアプリ
というのはひしひしと伝わってきます。自分のプロジェクトでもハイブリッドを選択したはいいものの、
細かい問題がいろいろと出てきて細かく迷惑をかけてしまった感があったりました;

今後について

キャンバスが遅い!とか、WebGLで自作のエンジンを作るみたいのが流行ってるよ!
みたいな話やゲーム的な追求があるアプリじゃなければ結構行ける!
とか、パッケージ化して権限が増えてストアが拡充して、Androidのマーケットと連動すると…。とか
次のステップはDartがChromeに入った時だ。とか

感想

ハイブリッドアプリには「ガワネイティブ」と揶揄されるような粗雑なアプリがある一方、今回のように
便利、不便をキチンと把握し、特性を生かして開発しているところもあり、感銘を受けました。
「なぜその選択をするのか」ということをしっかり考えていくことが重要ですね。

HTML5は着々と「アプリケーション化」の道を辿っている感じがします。
あと2,3年もするとネイティブ、Webの境目は更に薄くなっていく気がします。
現状でもNaCl(https://developers.google.com/native-client/?hl=ja)とかあったりするし。
自分としては、アプリも見つつ、WebComponentやDartの辺りを中心に精進して行きたいと思います。

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